ギア紹介

BABACHO(馬場長) 多喜火鉈 レビュー


キャンプといえば、焚き火。
という方も多い、というかほとんどそうじゃないかと思います。

いろんなメーカーから、焚き火に関するアイテムが出ておりますが、
焚き火といえば、薪。
薪といえば、バトニングですよね。

バトニングといえば、、
斧、ナイフ色々ありますが・・

今回はBABACHO (馬場長金物:新潟燕三条に1890年創業の金物メーカーさん)より
バトニング用鉈、『多喜火鉈』をご紹介したいと思います。
名前が面白いですね。


とても使用感がよく人気になる理由もわかりました。
今までモーラナイフだけでやってきましたので、そちらの比較も交えてお話しします。


とにかくバトニングしやすい

バトニング用の鉈というだけあり、使用した感じは
とにかくバトニングがしやすかったです。

フルタングでめちゃくちゃ安心感があります。
程よい重さもあって丈夫さも感じます。

木製の持ち手もしっかりグリップして持ちやすいです。

親指はしっかりかかってグリップしやすい



叩いてみると、
モーラナイフと比べてかなり持ち手にくる振動が少なく感じます。

しっかり叩いても持ち手も疲れません。

針葉樹では余裕ですし、
やや太めの広葉樹でも、安心して叩けるので
力で押し切れる感じでした。


また刃先がモーラの場合、鋭利になっているのに対して、
こちらは鉈で刃先までずっと並行して幅も厚みもある形なので

バトニングしていき、下の方まで進んだ時に
モーラの場合、刃先が薪に入って行き、薪が倒れてきたり傾いたりといった感じになり

また薪をしっかり立てて、
刃の位置を整えたり、、みたいなことがよくあったのですが

さすが鉈です。
下の方までいくまでもなく、中間あたりで
真っ二つに割れます。

また下の方まで行ったとしても
薪に対して刃はずっと垂直に入っていきました。

とてもバトニングのしやすさを感じたので
バトニングがあまり得意でない方や、女性にもおすすめだと思います。



軽量でコンパクト

これだけバトニングがしやすいにもかかわらず、
サイズ感は非常にコンパクトです。


仕様
全長:約245mm
刃渡:約110mm
刃幅:約26mm
板厚:5mm
重さ:約300g(革ケース含む)
鉈重さ:約240g
革ケース重さ:約60g
刃形態:両刃

大きさもモーラナイフとほとんど同じくらいです。
携帯性がいいので、バイクや自転車、バックパックキャンパーには特におすすめです!!



メンテナンスについて

お手入れは、刃先の汚れを拭き取り、
刃物油を塗るだけです。

フルタングで折れる心配もないですし、
刃先のメンテをさっとしておくだけでも
長い間使えそうです。

公式のYouTubeに動画でアップされていますので、
こちらを参考にしてください。
https://youtu.be/38pvUrVNd7Q




広葉樹でバトニングしてみた

キャンプ場で販売されている長さ40cmほど、厚みはバラバラの広葉樹を
多喜火鉈を使ってバトニングしてみました。
結構しっかりした薪でした。

YouTubeに上げていますので、よければ動画でも参考にしてみてください。
https://youtu.be/KwTOcjjtRJU




新潟燕三条発の老舗金物屋のバトニング鉈。
これまであまりバトニングができなかったり、小さなナイフでやっていた方は
バトニングの快適性が大きく変わると思いますので、
検討してみてはいかがでしょうか。

https://www.babachokanamono.co.jp/

またBABACHOさんでは、
今回紹介した鉈以外にも、
斧や手斧、ハンガーなど焚き火などの関連アイテムが充実していますよ。