ギア紹介

【NEMO】エアマット テンサーインシュレーテッドのレビュー

こんにちは。
ソロテラスのてつです。

ソロキャンパーの皆さん、いかがキャンプお過ごしでしょうか。

今回は、キャンプで必ず必要となるマット、
その中でも【NEMO】のエアーマットを購入して実際に使用したのでレビューをしたいと思います。

僕自身もネットで調べたのですが、
Tシマさんの動画や、ブログくらいしか参考できなかったので、あとは店舗で色々試したりしました。

https://bushcraft-beginner.com/nemo-tensor/
(TシマさんのブログでのNEMOレビューです。僕も参考にして購入しました)
ぜひ購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

NEMO テンサーインシュレーテッド レギュラーマミー

目次

  • エアマットの種類
  • スペック
  • 特徴
  • レビュー
  • 気になる点




【NEMO】エアーマット(テンサー)の種類

NEMOのテンサーには3種類あります。

違いは対応する温度帯です。

①テンサー: R値2.5 (2022モデル)
②テンサー インシュレーテッド: R値4.2 (2022モデル)
③テンサー アルパイン: R値4.8

R値は高いほど断熱性があり、底冷えなどしにくくなります。

NEMOのテンサーとインシュレーテッドですが、2022年モデルから内部構造を改変し、
より断熱力を高め、従来モデルよりR値が高くなっています。

テンサーはZORのR値に近くなり、
インシュレーテッドはアルパインの性能にまで近づきました。

スペック

テンサーインシュレーテッド /レギュラーマミー型のスペック
 ・展開サイズ:縦183cm, 横幅51cm, 厚さ8cm
 ・収納サイズ:φ7.5cm x 20cm
 ・重量:410g
・R値:4.2
・素材:20D PUポリエステル

特徴

感じたいい特徴としては、
 ・収納サイズの小ささ
 ・R値の高さ
 ・軽量さ
 ・ポンプサック付きで展開、収納も楽

気になる特徴として、
 ・20Dの生地の耐久力
 ・価格


レビュー

いきなり結論ですが、
収納サイズ、R値、エアーの寝心地
この辺りに重点を置いて探している方には非常におすすめです。

展開もポンプサックを使えば2、3回でいっぱいになり、
撤収時もバルブを開けて、空気を抜きながら巻けば数分で完了です。

ポンプサックを接続して空気を入れる

非常に悩んで購入に至りましたが、購入してよかったと思っています。

以下理由ですが、

①収納サイズ
φ7.5 x 20cmは500mlペットボトルより少し大きいくらいのサイズ。
バッグの隙間にボトルを入れるように差し込めます。

②R値
インシュレーテッドですでにR値4.2まである為、平地の森のキャンプ場で最低気温-1℃の中、下はグランドシート1枚の上にこいつで寝ましたが、背中の寒さは感じませんでした。
-5℃以下くらいになるとどうなるかはまだ試していないので分かりませんが、
R値的には限界に近そうなので、その時はコットや、銀マット、アルミシートなどと組み合わせて使えば問題なさそうです。

③寝心地
実はこれが意外にもめちゃくちゃよかったです。
購入の候補として、サーマレストや、ニーモのZORなどもあったのですが、
実際に店舗で試してみると想像より寝心地がよく、
価格差も納得してしまうほど、気持ちよかったです。
以前、ネイチャーハイクのエアーマットを5年ほど使っていたこともあるのですが

ネイチャーハイクの感触としては、張りのある感じで、エアーマットなんですが
なんか硬いというか、ボンボンッ っとした感触でした。
それでも全然寝れていましたが。

こちらは表面が少し楕円のような構造らしく、
体がやさしく支えられているような感触でした。
厚さ8cmのエアーなので、寝返りしても底面まで着く箇所もなく
始めて寝た時は爆睡でチェックアウトギリギリになりました。

上の黄色:NEMO ZOR とテンサーの比較



また、冬場は荷物が嵩張りがちなので
冬もコンパクトでマット単体で使えると一番収納キャパがコンパクトなので
その点もクリアしており、

小さく軽くて、底冷えもなく、寝心地もいい。
希望していた基準からは総じて高評価でした。


気になる点

●耐久性(20D)
これは軽量化とのトレードオフである為、納得はできますが心配なのは心配です。
一応リペアキットが付属しています。
アウトドア店舗の登山経験豊富な店員さんに、使っている人がいるか、破損など聞いたことあるか
聞いてみましたが、
周りでもそのようなことはなってはないみたいですが、エアーマットのリスクとして仕方がない部分ではあるとのこと。
実際使ってみても、通常のキャンプ場での使用であれば、問題はなさそうな感じです。

→対策
 ①石の多い箇所の場合、コットの使用、エバニューFPマットhttps://www.amazon.co.jp/dp/B0772CMJF2?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_0PWAJM4TKMEDM1FHJH1M

 ②グランドシートを敷く前に必ず整地しておく


●暑い時期の使用
R値が高いと冬も使えて、年中使える!
でも、暑い時期は背中暑くなって寝苦しくなったりしないのだろうか。

そう思ってこれもいつもお世話になっているショップで聞いてみました。
いわく、アルミシートが入っていて体温の輻射熱で暑い時期には、寝苦しいかもしれないとのことで、

 →対策
  冷感シートをマットと体の間に敷く。
  アルミに熱がいくのを防げばいいので、間にコットンや、冷感シートなど敷くことで
  夏でも快適に使えるそうです。
  こちらはまだ試せていない為、また夏に使った時に改めてレビューしたいと思います。


以上、【NEMO テンサーインシュレーテッドのレビュー】でした。

それではみなさん、Enjoy Solo Camp!
ソロテラス てつ


https://www.iwatani-primus.co.jp/products/Nemo/pads/tsi2-rm/index.html